若手県庁職員の仕事術

お節介で無責任な先輩が、垂れ流します

読書記録「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」

いくつかの本屋で平積みにされていたので、気になって読んでみた。

タイトルは「運のいい人」ということだけど、ある事象の確率を上げるということでは、当然ない。

各目次には、運のいい人は〜という言葉が並ぶけど、「これって運関係なくない?」というものも。

・こういう実験でいい結果を出した人の共通点はコレ→だから運がいい!とか、

・こういう動物はこうした特徴があって絶滅した→だから運が悪い!とか、

無理矢理運につなげてる感があって、ところどころ首を傾げながら読んだ。

以下は今後、参考にしていきたいなと思ったので、記録しておきます。

 

■確率は変えられない

・当然、ある事象が起きる確率は変わらない。ただし、起きた事象をどう捉えるかは変えることができるし、手前の段階で、ある事象が起きないような方向に導くこともできる。

 

■運を良くするためには、自分を大切にする必要がある

・自分を大切にする人は、人からも大切にされるから。

(汚い場所には、人はゴミをポイ捨てしやすい。割れ窓理論というらしい。)

・他人や常識を優先しない。利用されない。(いわゆる、正直者が馬鹿を見る。=不運)

 

■敵を作らないことが大事

・ひとり勝ちすると、攻められる

 

■幸運を拾い上げるために、夢や目標を明確にする

・そもそも自分にとって、何が幸せか、有益かという判断基準がないことには、幸運・不運の判断は付かず、一般的な基準に流されてしまう。(他人の意見に流されて見せかけの幸運を羨んだり、自分にとっての幸運を見逃したりしてしまう)

 

■ゲームを降りない

・プラス、マイナスちょっとはブレる。悪いことが続いても降りない。

・マイナスの出来事は、その時々の揺らぎとして受け入れる

・ゲームを降りさえしなければ、時々の失敗は後々成功の種になる可能性もある。

 

以上、読んだ内容そのままじゃなくて、多少咀嚼して、自分の言葉で書き直したものなので、多少、筆者の意見から離れてしまってる可能性アリです。

敵は作らず、ただし自分を侵させず、という姿勢が大事なんかな、と思ったよ。