若手県庁職員の仕事術

お節介で無責任な先輩が、垂れ流します

上司・先輩に好かれる新採の特徴5選

上司や先輩が、「今年はいい子が入ってきたな」と思う新採の特徴を考えてみた。

自分がこうだったか、と聞かれると全くもって怪しいけど笑

 

  1. 愚痴、不平不満を言わない
  2. 所属に貢献するために、自分にできることを見つけて行動する
  3. 積極的に学ぶ
  4. 責任感を持って仕事に取り組む
  5. 空気を読む

 

 

1.愚痴、不平不満を言わない

新規採用の緊張が解けると、学生気分が戻ってくる。

気の進まない業務や突発的な作業、残業、クレーム等々、

愚痴を言いたくなることはたくさんある。めっちゃある。

でも言わないのが社会人。みんな我慢してる中で、若い子が愚痴を言ってると、

若いなぁと思われます。笑

 

2.所属に貢献するために、自分にできることを見つけて行動する

新採にできることは少ないです。何もできないのが普通。それは当たり前。

仕事も、先輩から切り分けられたものを、お膳立てしてもらってようやくできる、

一緒に見てもらいながら、何とか進めるぐらいなもんだと思う。

でもそんな中で、自分にできることを見つけて行動できると、すごく良いと思う。

発送物の仕分けを手伝うとか、電話や来客対応に出るとか、データ入力やテープ起こしとか。

「何か私にできること、ありますか?」って聞けると、かっこいい。

もちろん、指示された仕事はこなした後の話ね。

 

3.積極的に学ぶ

公務員は、教え下手な人が多いと思う。

何なら聞かないとなかなか教えてもらえない。間違いに気付いてても、スルーしたりする。

(いじめとかじゃなくて、チキンなんだと思う)

わからないことがあったら積極的に聞いて、自分で学んでいける新採は、

成長が早いし、頼もしい。

色々と教えてくれる優しい先輩や、話したがりの上司がいたら、ガンガン質問してこ。

 

4.責任感を持って仕事に取り組む

先輩や係長から、手取り足取り教えてもらえると思う。

そんな中進めた仕事は、思い入れもなければ、どうしてこういう資料が必要なのか、

そもそも何をやっているのか、最初は分からないと思う。

でもその仕事は、先輩や係長の仕事ではなくて、あなたの仕事だから、

「よくわかんねぇ」で終わらさずに、よく見よう。読もう。

納得できないことがあったら、「ここってどうしてこうなるんですか」って聞こう。

決裁は、納得してからまわすようにしよう。

 

5.空気を読む

俺はどうかと思うけど。やっぱり上司も先輩も人間ってことで、

忙しい時、イライラしてる時、余裕がない時、色々ある。

新採特権でいつでも助けて貰えるとは思う。けど、そこの空気が読めると、

やっぱり好かれるんじゃないかなって思う。

俺は、そんなんどうかと思うけど。

 

ちなみに、こんなことが全くできてなくても、キャラで愛されるやつはいる。

いいよなぁ、、笑

 

 

 

 

読書記録「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」

いくつかの本屋で平積みにされていたので、気になって読んでみた。

タイトルは「運のいい人」ということだけど、ある事象の確率を上げるということでは、当然ない。

各目次には、運のいい人は〜という言葉が並ぶけど、「これって運関係なくない?」というものも。

・こういう実験でいい結果を出した人の共通点はコレ→だから運がいい!とか、

・こういう動物はこうした特徴があって絶滅した→だから運が悪い!とか、

無理矢理運につなげてる感があって、ところどころ首を傾げながら読んだ。

以下は今後、参考にしていきたいなと思ったので、記録しておきます。

 

■確率は変えられない

・当然、ある事象が起きる確率は変わらない。ただし、起きた事象をどう捉えるかは変えることができるし、手前の段階で、ある事象が起きないような方向に導くこともできる。

 

■運を良くするためには、自分を大切にする必要がある

・自分を大切にする人は、人からも大切にされるから。

(汚い場所には、人はゴミをポイ捨てしやすい。割れ窓理論というらしい。)

・他人や常識を優先しない。利用されない。(いわゆる、正直者が馬鹿を見る。=不運)

 

■敵を作らないことが大事

・ひとり勝ちすると、攻められる

 

■幸運を拾い上げるために、夢や目標を明確にする

・そもそも自分にとって、何が幸せか、有益かという判断基準がないことには、幸運・不運の判断は付かず、一般的な基準に流されてしまう。(他人の意見に流されて見せかけの幸運を羨んだり、自分にとっての幸運を見逃したりしてしまう)

 

■ゲームを降りない

・プラス、マイナスちょっとはブレる。悪いことが続いても降りない。

・マイナスの出来事は、その時々の揺らぎとして受け入れる

・ゲームを降りさえしなければ、時々の失敗は後々成功の種になる可能性もある。

 

以上、読んだ内容そのままじゃなくて、多少咀嚼して、自分の言葉で書き直したものなので、多少、筆者の意見から離れてしまってる可能性アリです。

敵は作らず、ただし自分を侵させず、という姿勢が大事なんかな、と思ったよ。

 

 

令和5年10月の自己投資

努力を継続するために、毎月記録をつけていこうと思う。

チラシの裏に書いてろやって感じだと思うけど、笑って許して。

 

読書

21冊/5,482頁

うち、小説以外13冊

 

運動・健康

平均8,781歩/日

 

所感

9月の中頃から読書を初めて、良い感じの生活習慣ができてきた。

 

本屋ぶらついたり、ネットで新書とか探したり、ともすれば読みたい本を探すだけで勉強した気になっちゃう。

 

ただ、今、小説も含めてとにかく色々読んでみようって思ってるのは、そもそも僕自身「自分がない」ことをなんとかしたいというのもあるので、

 

本屋に居座って、本棚を眺めてウロウロして、あ、こんなん読んでみたいな、とか、

これ面白そうだな、とか

そういう発見があって、いいなって思った。

 

 

読書記録「アドラー心理学入門」

よく分からんかった!笑

「嫌われる勇気」を先に読むべきだったかな、、、

体型的な説明がなくて、断片的に切り貼りで書かれてる感じで、全体像はよく分からないままだった。

ネットで調べてみると、

SNSがコミュニケーションツールとして全盛を極めている現状 において、

②「承認欲求」や「気遣い」に対する疲弊 が蔓延しているなか、

アドラー心理学の考え方は、話題となった、らしい。

 

覚えて、活かしたいこと

よく分からないなりに、気に入った部分を。

 
「どこから」ではなく、「どこへ」

教育論として。子どもが悪さをした時、「何でそんなことするの?」と聞いてしまいがち。

原因ではなく、目的に目を向ける。

この子がこういう行動をとるのは、どういう目的があるのか。何を望んでいるのか。

 

ほめるのではない

子どもとはいえ、対等な個人と個人。

上から下へと判断して、評価するべきではない。

これは結構できてる気がする。(多分、同レベルなんだろ笑)

 

結末を体験する

自分の行動の結末は、本人が体験する。

何でもかんでも手を出すべきではない。

兄弟喧嘩を途中で止めたり、夜ふかしを叱って寝させたり、おやつたくさん食べてご飯が食べられなくなったり、小さい失敗を経験させなきゃいけないなぁと痛感。

どうしても介入しちゃう。器が小さいことよ。

 

私は他の人の期待を満たすために生きているのではない

これが一番好きな考え方。「嫌われる勇気」も、この部分のことを言ってるのかな?

仕事やってても、こんなふうに言ったら相手は怒るかな?とか、行動起こす前にいちいち考えてしまってたりする。

気遣いは大事なんだろうけど、それとは違うんだろうと思う。

求められる職員像みたいなものに勝手に縛られてストレスを感じるぐらいなら、

自分のやりたいようにやって、失敗したらすみませーん!で、いいんだろうと思う。

こちとらあなたのために仕事をやってるわけじゃないんですよっと。

 

 

 

本気で頑張ってみようと、思った話

何となく、無難な人生を歩んできたつもりの自分だけど、

ここ数ヶ月で結構な心境の変化があったので、備忘的に書いてみる。

 

 

親友の退職

去年、親友が退職した。

高校、大学ともに同じで、プライベートでもよく遊ぶ友人だ。

知ったのは、辞める数日前。すごく動揺した。

 

公務員を辞めて、次の就職先はあるのか。

安定した職を手放していいのか。よく考えたのか。

そんなに仕事、しんどかったのか。

 

色々言葉が出そうになったけど、飲み込んだ。

多分、自分自身に言いたいだけの言葉だった。

 

このまま公務員を続けていて、本当に自分はそれでいいのか。

安定だけを糧に、ずっとやっていける仕事なのか。

そんな姿を、背中を、息子たちに見せていくのか。

でも、辞めたとして、実際公務員から民間への転職は難しいだろ。

 

自分が目を背けていることを、

親友の退職で嫌でも認識してしまって、

正直、すごく動揺した。

 

それで、親友のことはかっこいいと思った。

やりたいことはまだ決まってないけど、今の職場じゃないことは分かったからって。

羨ましかった。

 

自分も辞めたいのに、家庭があるから辞められないとか、そういうことじゃなくて、

自分としっかり向き合ってる親友が、羨ましかった。

 

 

読書力

斎藤孝先生の、「読書力」を読んだ。

『本を読んで自分を作り上げていく』ってところが、刺さった。

俺って、そもそも、自分がないなぁ、、、

 

 

これまで、何を頑張ってきたっけ?

小さい頃から、それなりに何でもこなせたように思う。

 

学校の成績は良かった。テストでは、毎回上位に入ってた。

低い点を取るのが嫌で、それなりに勉強はした。

でも、目的があるわけじゃなかった。やるべきだと思って、やってた。

真面目だったんだと思う。

 

運動もそれなりにできた。

部活も運動系に入ってたけど、負けん気は全くなかった。

友達と、仲良くやれればいいじゃんって思ってた。

 

大学は、努力すれば合格できるレベルの、それでも両親が鼻を高くできるぐらいの大学に行った。

理由もなく、文系で一番偏差値が高いから、法学部に入った。

 

入って一ヶ月で法曹は無理だと悟った。

単位の取得と、サークルでだらだら遊ぶのと、たまにバイトして、

気づいたら4年終わってた。

卒業する時、ゼミの教授から、「ぐみくんは、一度、本気を出してみてはいかがでしょうか」って

コメントをもらった。よく分からんかった。

 

 

これから、どんどん時間の進み方が加速していくんだろうなぁ

社会人になってから、本当に時間が経つのが早い。

「ぐみちゃんは、高校生みたいだね」って言われてたのに、

いつの間にか「筆頭として、課を引っ張っていってほしい」とか言われて、

 

追いついてない、と思う。

自分の気持ちも、能力も、時間の流れに置いてかれてる気がする。

 

 

唐突だけど、頑張ってみたいって思った

なんとなく、唐突に、頑張ってみたい、頑張ってみようと思った。

 

時間の流れに追いつけるよう、残りの人生、無駄にしないように大切に生きようと思った。

 

教授にもう一度会った時に、「ちょっと今、本気出してます。」って言えるようにしたいと思った。

 

「お父さんは、どんな人なの?何が好きなの?何を頑張ってきたの?何で今の仕事をしてるの?」って聞かれたら、

堂々と答えられるように自分を作りたいと思った。

 

退職した友人の顔を、まっすぐ見られるの自分でいたいと思った。

 

努力の方向性は、正直よく分かんないです。笑

今は、仕事のためと「自分」を作るために月20冊ぐらい本読んで、

脳みそ発達させるのと健康のために毎日1時間ぐらい運動して、

なんとなくブログ始めてみたり、、、、

とにかく何かしらやってる、ってレベルだけど、これも徐々に、徐々に、かなぁ。

 

 

とりあえず、1年、頑張ってみて、それからまた、考えてみようと思う。

取り急ぎ、備忘として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大雑把な部下、細かい上司は嫌われる

「なんで、私の決裁ばっかり、がっつりチェックするの?他の人の決裁にミスあっても、何にも言わないじゃん!」

 

とか思ったことないですか?

俺はめっちゃ思ってた。笑

 

新採のころ、俺のOJTは結構緩い人で、

決裁もちょいちょいミスがあったり、根拠をおさえてなかったりと、

なんとなく、過去の資料を見ながら事務をやってるような人だった。

 

そんな緩い先輩の仕事ぶりを見て、

参考にして、同じように仕事をしてたんだけど、当時の課長、

俺の決裁書だけがっつり見て、いっぱい付箋貼って修正指示してきたん。

厳しいお言葉コミで。

 

当時は、「いやいや。〇〇さん(OJT)と同じやり方してるやん。

この決裁がダメなら、〇〇さんのもダメでしょ」とか思って、イライラしてた。

 

今となっては、課長は新採の自分に、後々困らないように指導のつもりで、

あえて厳しくしてくれてたとか、新採のミスがそのまま大きな失敗につながらないよう、

しっかり見てくれてた、って分かるけど、当時は納得いかなかった。

 

ただ、当時の自分に言えるとしたら、タイトルのこの言葉を教えてあげたい。

 

「大雑把な部下と、細かい上司は嫌われるんだよ」

 

イメージしてみたら当たり前の話で、

「そんな細かいことはどうでも良いじゃないですかぁ??」っていう若手は気に触るし、

そんなんで問題起きたら、責任取れんのか!?って言われちゃう。

「この資料のこの文章のここはフォントサイズを1pt上げて!あと、ここに読点入れて!

 ここの計算、切り捨てにしてる根拠は!?」とかネチネチネチネチ詰めてくる上司は超うざい。うるさし。

 

当たり前の話なんだけど、考えたらわかる事なんだけど、

自分もそうだったし、

今の所属の課長もそうだし、

この間までOJTしてた後輩の子もそうだった。

結構、これ意識してない人って多いのかな?

 

若いうちは、細かすぎるくらいでちょうど良いと思う。

レク資料のありとあらゆる部分の説明を根拠持ってできるようにするとか。

書き損じは修正液使わずに、全てしっかり書き直すとか。

決裁に添付しないけど、手持ちで追加情報を持っておくとか。

 

もともと知識と経験がないから、それぐらいやっても良いと思うのよ。

それで、ちょっとずつ経験積んでくると、大局観的なものが養われてくる。

 

これはトップが気にしてることだから、押さえといた方がいいな、とか。

これは面倒臭いから調べないけど、きっと、こういうことなんだろうな、とか。

この説明は書くとだるいから、持ち回り決裁で口頭説明にしよう、とか。

 

仕事の質を下げないで、手を抜く方法が分かってくる。

 

それまでは、楽せずに、一生懸命やりましょうって話。

そんで、誰かの上司になったら、部下の仕事に細かく口を出さずに、信頼してゆるく尊重しましょうって話。

 

飲み会には行くべきなのか

お疲れさまです。

今日は飲み会の話。

 

たま〜に聞く、「人脈作りのための飲み会参加」

自分は全く不要だと思ってます。

 

いや、意味がないことはないと思うんですよ。

実際、飲み会大好きさんが、庁内どこに行っても飲み会仲間がいる、みたいな。

だから、色んな人に助けてもらえる、とそんなパターンも、あるにはあると思います。

 

でもそれって、飲み会である必要はないと思うんですよね。

 

個人的な意見になっちゃいますが、信頼や人脈は、仕事振りで獲得していけばいいと思ってます。

 

新採の頃、同期の中でも意識の高い奴らが、先輩職員やら、人事課の係長やらとの飲み会を企画してたりしてたんですよ。

 

自分は横目でそれを見ながら、「なんかしっくりこねぇなぁ〜」と思ってました。

仕事も出来ないぺーぺーが、何やってんのよって。

 

その時にふと、

「自分は仕事で関係性を作っていこう。まずは自分の仕事を責任もってやって、同じ課の人に信頼してもらえるようになろう」

と考え、ずっと、今でも実践しています。

 

何回か異動を経験する中で、多くの方と関わり、ひとつひとつの仕事を丁寧にこなすことで、最近では、信頼してやり取りしていただける相手がだいぶ増えたと感じています。

(県によって呼び方が違うと思いますが、政策課・企画課と言われる所属で、他の部局や部内の職員など、多くの職員と関わるポジションにらついていたことも、その要因だと思います)

 

偉そうに書きましたが、私下戸なんで、そもそも、飲み会行けないんですけどね!笑