若手県庁職員の仕事術

お節介で無責任な先輩が、垂れ流します

本気で頑張ってみようと、思った話

何となく、無難な人生を歩んできたつもりの自分だけど、

ここ数ヶ月で結構な心境の変化があったので、備忘的に書いてみる。

 

 

親友の退職

去年、親友が退職した。

高校、大学ともに同じで、プライベートでもよく遊ぶ友人だ。

知ったのは、辞める数日前。すごく動揺した。

 

公務員を辞めて、次の就職先はあるのか。

安定した職を手放していいのか。よく考えたのか。

そんなに仕事、しんどかったのか。

 

色々言葉が出そうになったけど、飲み込んだ。

多分、自分自身に言いたいだけの言葉だった。

 

このまま公務員を続けていて、本当に自分はそれでいいのか。

安定だけを糧に、ずっとやっていける仕事なのか。

そんな姿を、背中を、息子たちに見せていくのか。

でも、辞めたとして、実際公務員から民間への転職は難しいだろ。

 

自分が目を背けていることを、

親友の退職で嫌でも認識してしまって、

正直、すごく動揺した。

 

それで、親友のことはかっこいいと思った。

やりたいことはまだ決まってないけど、今の職場じゃないことは分かったからって。

羨ましかった。

 

自分も辞めたいのに、家庭があるから辞められないとか、そういうことじゃなくて、

自分としっかり向き合ってる親友が、羨ましかった。

 

 

読書力

斎藤孝先生の、「読書力」を読んだ。

『本を読んで自分を作り上げていく』ってところが、刺さった。

俺って、そもそも、自分がないなぁ、、、

 

 

これまで、何を頑張ってきたっけ?

小さい頃から、それなりに何でもこなせたように思う。

 

学校の成績は良かった。テストでは、毎回上位に入ってた。

低い点を取るのが嫌で、それなりに勉強はした。

でも、目的があるわけじゃなかった。やるべきだと思って、やってた。

真面目だったんだと思う。

 

運動もそれなりにできた。

部活も運動系に入ってたけど、負けん気は全くなかった。

友達と、仲良くやれればいいじゃんって思ってた。

 

大学は、努力すれば合格できるレベルの、それでも両親が鼻を高くできるぐらいの大学に行った。

理由もなく、文系で一番偏差値が高いから、法学部に入った。

 

入って一ヶ月で法曹は無理だと悟った。

単位の取得と、サークルでだらだら遊ぶのと、たまにバイトして、

気づいたら4年終わってた。

卒業する時、ゼミの教授から、「ぐみくんは、一度、本気を出してみてはいかがでしょうか」って

コメントをもらった。よく分からんかった。

 

 

これから、どんどん時間の進み方が加速していくんだろうなぁ

社会人になってから、本当に時間が経つのが早い。

「ぐみちゃんは、高校生みたいだね」って言われてたのに、

いつの間にか「筆頭として、課を引っ張っていってほしい」とか言われて、

 

追いついてない、と思う。

自分の気持ちも、能力も、時間の流れに置いてかれてる気がする。

 

 

唐突だけど、頑張ってみたいって思った

なんとなく、唐突に、頑張ってみたい、頑張ってみようと思った。

 

時間の流れに追いつけるよう、残りの人生、無駄にしないように大切に生きようと思った。

 

教授にもう一度会った時に、「ちょっと今、本気出してます。」って言えるようにしたいと思った。

 

「お父さんは、どんな人なの?何が好きなの?何を頑張ってきたの?何で今の仕事をしてるの?」って聞かれたら、

堂々と答えられるように自分を作りたいと思った。

 

退職した友人の顔を、まっすぐ見られるの自分でいたいと思った。

 

努力の方向性は、正直よく分かんないです。笑

今は、仕事のためと「自分」を作るために月20冊ぐらい本読んで、

脳みそ発達させるのと健康のために毎日1時間ぐらい運動して、

なんとなくブログ始めてみたり、、、、

とにかく何かしらやってる、ってレベルだけど、これも徐々に、徐々に、かなぁ。

 

 

とりあえず、1年、頑張ってみて、それからまた、考えてみようと思う。

取り急ぎ、備忘として。